石川・輪島市の中心部から中継で報告。輪島市役所の庁舎内や駐車場では、日が暮れてからも、自衛隊や警察、消防などが出入りする様子があった。そして庁舎はこの時間も明かりがついている。地震の影響がまだまだ残る中で起きた、今回の大雨による被害。輪島市内を取材する中で、地域の人に聞いた必要なものは「安全な住まい」。仮設住宅や仮住まい、地震の影響にも耐えた家までもが、今回、浸水や土砂災害の被害にあった。その影響で、再び車中泊や、避難所での生活が始まると話す方が複数いた。「人手」。泥水が完全に乾いてしまう前にと、地域の人や家族、会社の同僚、解体や復旧工事に当たる人たちが助け合いながら撤去を進めている様子があった。地域で農業の再生を目指していた社長は「正直、意気消沈している」と話していた。追い打ちをかけるように降った今回の大雨。多くの支援が求められている。
住所: 石川県輪島市二ツ屋町2-29