能登半島地震で休館していた輪島市の図書館がきょう、約4か月半ぶりに図書の貸し出しを再開した。輪島市中心部にある「輪島市立図書館」は、午前10時、隣接する道の駅にカウンターを設けて図書の貸し出しを再開した。建物が耐震基準を満たしていないため、市民を中に入れるのは見合わせ、借りたい本をこのカウンターで伝えたり、インターネットで申し込んだりしておくとこのカウンターで受け取ることができる。カウンターの近くには新刊など一部の蔵書が並べられたほか、職員おすすめの本を袋に入れ中身を隠して貸し出す「本の福袋」も用意された。きょうは輪島市内に3か所設けられている図書館のうち、2か所が4ヶ月半ぶりに再開された。