- 出演者
- 田代杏子 高瀬耕造 坂下恵理
「暖かくなってインドアな私も山に登りたいと思いリュックなどを買ったが、誰と行こうとなった」などとトーク。
オープニング映像。
徳島県美波町の紹介。日和佐うみがめ博物館カレッタによると、ウミガメの初上陸は例年5月中旬~下旬で、去年は上陸、産卵ともに統計開始以来初となる0であった。今日~明日にかけて広く晴れる見込み。
幌加内町にある朱鞠内湖で釣り人がクマに襲われて亡くなった事故からきょうで1年。現地では町や警察、観光関係者など約20人が集まり犠牲者に黙とうをささげたあと、湖畔のキャンプ場にクマが現れたことを想定した対応訓練が行われ、事故を受けて策定した対応方針をもとに各機関が果たす役割を確認した。キャンプ場での実践訓練では、ドローン2機でクマ役の位置を把握しハンターや警察官が現場に向かうまでの手順を確認した。
自然の中でのアクティビティーや多様な文化に触れる体験型の観光「アドベンチャートラベル」について、道や北海道運輸局は、去年道内で開かれた国際商談会での成果を観光の振興につなげるため、数年間の取り組み計画を策定し連携を強化していくことになった。「アドベンチャートラベル」は、主に欧米やオーストラリアの富裕層を中心にニーズが高まっていて、国内でも新たな観光資源になると期待されている。道内では去年、国際商談会の「アドベンチャートラベルワールドサミット」が開かれ、この成果を観光振興につなげようと、きょう、道や北海道運輸局、観光業界の関係者が集まって会議を開いた。はじめに道の金盛修誘客担当局長が「道内へのアドベンチャートラベルの定着と発展につなげるため今後の目指す姿を関係機関で共有していきたい」とあいさつ。ガイドの充実やマーケティングの強化に向けて、自治体や観光事業者などがそれぞれ取り組む内容を明記した数年間にわたる「ロードマップ」を策定することになった。
札幌市の円山動物園に新たに設けられたのは、「オランウータンとボルネオの森」という屋内施設。前の施設の老朽化に伴い、およそ13億円をかけて建て替えられた。当施設での展示が今月21日から始まるのを前にきょう、報道関係者に事前に公開された。新展示施設は面積1300平方メートル、高さ最高8mで、オランウータンの本来の行動を引き出せるように、天井に届く高さの木を模した柱やツタの代わりのロープが設置されている。メスのレンボーとオスのレイトの親子が動き回っていた。東南アジアに生息するコウモリなどの動物のレプリカや熱帯植物も展示されている。
呉市にある海上保安大学校にこの春入学した新入生が、およそ20キロ離れた上黒島に向けて協力しながらオールをこいで船で向かい往復する恒例の訓練が行われている。海上保安庁の幹部職員を養成する呉市にある海上保安大学校にこの春、入学した64人。訓練は新入生の気力と体力を鍛える目的で71年前から毎年行われている。新入生らは3つの班に分かれ、長さ約10mの船に乗り込み掛け声をかけながらオールを漕いで船を進めていた。新入生らは上黒島に夕方に到着して1泊し、明日夕方に戻る予定である。
能登半島地震で休館していた輪島市の図書館がきょう、約4か月半ぶりに図書の貸し出しを再開した。輪島市中心部にある「輪島市立図書館」は、午前10時、隣接する道の駅にカウンターを設けて図書の貸し出しを再開した。建物が耐震基準を満たしていないため、市民を中に入れるのは見合わせ、借りたい本をこのカウンターで伝えたり、インターネットで申し込んだりしておくとこのカウンターで受け取ることができる。カウンターの近くには新刊など一部の蔵書が並べられたほか、職員おすすめの本を袋に入れ中身を隠して貸し出す「本の福袋」も用意された。きょうは輪島市内に3か所設けられている図書館のうち、2か所が4ヶ月半ぶりに再開された。
石川県ゆかりの作家の資料などを展示する金沢市の「石川近代文学館」は、能登半島地震で文学館が入る建物が被害を受けて休館が続いているため、例年この時期に行う春の企画展を近くにある県立歴史博物館の展示スペースを使って開いている。金沢市広坂にある「石川近代文学館」が入る建物は能登半島地震で室内の壁が崩れるなどの被害を受けた影響で修繕工事が必要となったため、地震の発生以降、休館が続いている。これを受けて文学館は、例年この時期に行う春の企画展を近くにある県立歴史博物館の展示スペースを使って先月27日から開いている。金沢市出身の文豪、泉鏡花の作品の原稿など県内ゆかりの作家の作品を中心におよそ210点を展示。志賀町出身の歌人の短歌など、能登地方の作家の作品を紹介するコーナーを設けている。企画展は来月23日まで開催。
「水槽の波は人力で!?…どうする、全国で“老いる”水族館」。各地の公立の水族館が存続の岐路に立たされている。富山・魚津市の市立水族館は創立1913年と現存する中で国内で最も古い水族館で、深刻な老朽化に直面、3代目の建物は建設から43年が過ぎ建て替えの時期を迎えている。波を起こす装置は老朽化により3年前に壊れ、水族館のスタッフが人力で波を起こしているという。各地の水族館は自治体の財政が厳しいこともあり、老朽化した施設の更新が難しいところがある。愛知県・蒲郡市の市立の水族館は、ある方法で新館の建設にこぎつけた。
愛知県小牧市にある「愛知中央美容専門学校」が、出資している会社の経営破綻のため、今月末で閉校することがわかった。入学金や授業料のほとんどが返還されない見通しで、学校側はおよそ80人の生徒について転校に向けた調整を進めるとしている。代理人弁護士によると、去年、学校を運営する組合に出資していた企業2社が経営破綻したという。運営組合では事業継続に向け代わりのスポンサーを探してきたが、合意に至らないまま資金繰りが悪化し、6月以降の運営のメドが立たなくなったとしている。
三重県伊勢市で小学生が昔ながらの田植えを体験する授業が行われた。けさは市内にある豊浜東小学校と宮山小学校の5年生、合わせて46人が広さ5アールの田んぼに集まった。等間隔に植えるための目印がついたひもに合わせて、15センチほどに育った苗を植えていった。田んぼは地元の農家に草取りなどの管理をしてもらい、稲が実った9月ごろに児童たちが刈り取りを体験する予定。
42人が亡くなった滋賀県の信楽高原鉄道の事故からきょうで33年となり、甲賀市の事故現場近くで追悼式が行われた。平成3年5月14日、今の滋賀県甲賀市で信楽高原鉄道の列車とJR西日本の列車が正面衝突し、乗客など42人が死亡し、628人がけがをした。きょう事故現場近くの慰霊碑の前で追悼式が行われ、遺族や鉄道会社の幹部、それに滋賀県の三日月知事などおよそ20人が参列した。事故が起きた午前10時35分すぎには、列車が哀悼の意を示す警笛を鳴らして通り過ぎていった。
沖縄県の那覇・真嘉比、牧志、南風原町兼城などでの所有者不明土地について、こうした所有者不明土地は県内に27市町村あり、いちばん集中してあるのが那覇市とか与那原、西原だという。総面積は98万平方メートルにも及んでいる。この問題の背景にあるのは沖縄戦で、戦火で土地の所有者と親族が死亡したり台帳が失われたりしたため多くの所有者不明土地を抱えることになったという。県は情報提供を求めているが、2015年以降新たに土地の所有者は見つかっていない。沖縄県では本土復帰に伴い、県や自治体で管理が義務づけられているため、定期的なパトロールや草刈りなどが必要で、自治体の負担が大きくなっている。こうした中改正民法が去年施行され、所有者不明土地との関係性が裁判所にみとめられれば自治体や個人が土地を取得可能になった。粟国村では北側に集中している所有者不明土地のうち約1000平方メートルを制度に基づいて購入し、製糖工場の宿舎の建設を進めている。一方で所有者不明土地の中には土地内に墓があるなどして活用が難しいものもあり、こうした土地については今後も県や自治体が管理していく状況が続くとみられている。
人手やコストのかかる橋やトンネルなどの公共インフラの点検でドローンの活用が注目されている。きょう、宮崎市で、定期点検などを請け負う業者にドローンの活用法を説明するデモンストレーションが行われた。デモンストレーションは、ドローンを使った公共インフラのメンテナンスなどを行っている宮崎市の会社と東京のシステム開発会社が開き、県内外の測量設計会社や建設コンサルタント会社の関係者など約20人が参加した。県内では約3600の橋が定期点検の対象になっている。
南海トラフ巨大地震などの大規模災害時に備え、新富町は住宅メーカーなどと防災協定を結び、仮設住宅として使用できるトレーラーハウスが寄付されることになった。きょうは新富町役場で締結式が行われ、小嶋崇嗣町長のほかトレーラーハウスなどの普及を進める住宅メーカー・一条工務店、日本モバイル建築協会の代表が出席した。一条工務店は企業版のふるさと納税を使って、この秋ごろにコンテナ式のトレーラーハウス5台を町に寄付する。この他きょうは、トレーラーハウスをけん引する車両の提供について、地元の運送会社とも協定を結んだ。
山口市中心部を流れるゲンジボタルの名所・一の坂川周辺では、多くの人に訪れてもらおうと店舗や住宅の軒下に麦わらで編んだ昔ながらの“ホタルかご”が取り付けられた。ホタルかごは来月10日まで飾られる。
来月、防府市の豊海海岸でビーチサッカーの大会が開かれるのを前に、地元の富海小中学校の子どもたち約120人が清掃活動を行った子どもたちは手袋をつけ、約500m続く砂浜に捨てられたプラスチックなどを拾い集めた。草刈りも行い、子どもたちは腰を落として根元から勢いよく草を抜いていった。40分ほどで清掃活動を終え、ゴミや雑草などが集まった袋が積み重なっていた。清掃活動を企画した水津さんは来ていただける方によりよい海で大会を行っていただきたいと話した。
佐賀県は唐津市や玄海町と協力して、化粧品の原料となる植物を育てる関連産業の集積地をつくるプロジェクトを進めている。その一環で、唐津市の耕作放棄地で育てているハーブの収穫が行われた。収穫されたローズマリーは熊本県の施設で精油を抽出し、化粧品会社が成分を分析して商品への活用を検討するという。
みやき町では小川でホタルが飛び始め、訪れた人達が光を楽しんでいた。小川では地元の人達がホタルの生息地を守る取り組みを続けているという。家族連れが初夏の訪れを感じていた。今年、例年に比べて早くホタルが飛んでいるという。香田地区のホタルは今週いっぱい見られるという。