「水槽の波は人力で!?…どうする、全国で“老いる”水族館」。各地の公立の水族館が存続の岐路に立たされている。富山・魚津市の市立水族館は創立1913年と現存する中で国内で最も古い水族館で、深刻な老朽化に直面、3代目の建物は建設から43年が過ぎ建て替えの時期を迎えている。波を起こす装置は老朽化により3年前に壊れ、水族館のスタッフが人力で波を起こしているという。各地の水族館は自治体の財政が厳しいこともあり、老朽化した施設の更新が難しいところがある。愛知県・蒲郡市の市立の水族館は、ある方法で新館の建設にこぎつけた。