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「農村振興センターみつけ」 のテレビ露出情報

近年相次ぐ大雨による洪水を防ぐため住宅が密集する下流では堤防を高くする等の対策が取られているが、それだけでは防ぎきれないことから上流部の水田に水をためて洪水を防ぐ取り組みが注目されている。千葉県茂原市では9月8日の記録的大雨で氾濫が発生し広い範囲に浸水した。過去繰り返し水害が発生していたことから地元では堤防のかさ上げの対策が取られ、それに合わせて上流の田んぼに一時的に雨水を貯める田んぼダムを進めていた。今回の大雨では被害を防ぎ切ることは出来ず、上流で取り組む田んぼが少ない事が原因とされている。雨のたびに田んぼに入る水の量を調整する手間がかかる一方で、上流では浸水するリスクが低く理解が得にくいという。新潟県見附では8年前から田んぼダムに協力した農家に対し協力金を支払っており、自動で排水量を調整できる設備を開発したことで農家の手間をなくし協力率は95%となっている。千葉県白子市でも簡単な方法で取り組みを広げようとしており、L字型の管を用いることで水をふかさ10センチ程度まで貯められることから街の殆どの田んぼで用いられている。専門家は取り組みの主体となる農家が協力しやすい仕組みを作る事が重要だと指摘している。

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