40年以上の歴史を持つ京都のお好み焼き店を訪ねた。野菜を使ったアイデアメニューで農林水産省から表彰されたことも。名物はゴロゴロのトマトを使用したお好み焼き。通はキャベツステーキも注文。作り方は高温の鉄板で水を加えながら4分ほど蒸し焼き。キャベツの甘みが十分に引き出されている。しかも香り高いポルチーニの特製ソースをかければ旨味が増す。ホットプレートでの作り方を紹介。まずキャベツは1/6をくし型に。芯は取り除く。200℃に設定したホットプレートにオリーブ油。その上にキャベツを置き岩塩・黒こしょうを振りかける。裏返して両面に岩塩・黒こしょう。蓋はアルミホイルで。ここで中に水を加える。水を加えるのはキャベツを蒸して甘みを引き出すため。蓋はキャベツの形びっちりではなく、1~2cmの隙間が開くように。その方が蒸気が周りやすい。ここで250℃に設定。最初から最大にしなかったのは焦げやすいから。蒸し焼き開始から2分。キャベツを裏返してキャベツ自体に水をかけた。これにより内側の芯も加熱される。蓋をしてさらに蒸し焼き。蒸し焼き開始から4分。まだまだ硬く水をかけて蒸し焼き。7分の段階でも水をかける。蒸し焼き開始から10分。だんだん柔らかくなってくるので重なっている所をずらして中にも蒸気を入れて柔らかくする。これは普段も行っている大事な作業とのこと。これにより隙間が蒸気の通り道に。この作業を省くと硬い部分が残ってしまうことも。ここでラストの水かけ。蒸し焼き開始から12分。ほぼお店と同じ状態に。ここでオリーブ油を敷き焼色を付け香ばしさをプラス。ソースをかけて完成。店長は「ゆっくり時間をかけて加熱しているのでこっちもおいしい」とコメント。浅尾さんは「1/8で同じように試してみたが10分かからず柔らかくなった。ちょっと小さくするのもオススメだが、あのサイズで焦げ目と甘みが出るので大きいのも良い」とコメント。