日本から中国への輸出ができなくなっていたニシキゴイについて、およそ1年ぶりに輸出が再開される見通しとなった。農林水産省によると今月になり中国側が新潟県や広島県など国内6つの養殖場の登録更新を認めたという。その1つが福岡・久留米市の養殖業者。早くも期待を寄せている。おととしの輸出額はおよそ63億円にも上るニシキゴイ。特に中国はその2割を占め最大の輸出国だった。しかし、去年11月に中国に輸出できない状態に。中国当局が突然、検疫などを行う施設の更新手続きを認めなくなった。およそ1年越しの輸出再開となる。