備蓄米は去年のコメ価格高騰を受け、100万トン程度のうち約59万トン放出。今日開かれた審議会の会合で農林水産省は備蓄米の買い戻しについてことしの新米の作柄をはじめとする需給動向見極めた上で判断する考えを示した。新米の作柄は8月下旬から順次発表。判断はそれ以降に行われる見通し。一方、きょうの会合では先月末時点で民間のコメ在庫量は243万トン2004年以降最多。業界で適正水準とされる量を大幅に上回っていることが報告された。さらに来年6月末時点の民間のコメ在庫量は最大281万トンに増える見込み。こうした中、生産地からは新米が本格的に出回る前に買い戻し、価格下支えをするよう求める声が強まっている。政府が物価高対策を進める中、早期の備蓄米買い戻しがコメ価格の値下がりを抑えることにつながるとして、慎重な意見もある。
