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「近藤桂司」 のテレビ露出情報

レンジフードのお手入れで大変なのがファンの掃除。従来のフィルターでキャッチできる油は約40%。目を細かくすれば目詰まりしやすく、荒ければ油を通してしまうため技術的な限界があった。そこで富士工業が開発したのがオイルスマッシャーという独自の技術。穴が空いたディスクを高速回転させることで空気は通す一方、油だけは弾く。弾かれた油は遠心力で周りの受け皿へ運ばれるためフィルターの目詰まりも起こらない。この技術でファンへの油の侵入を90%以上防げるようになったという。
レンジフードの製造で要となるのが板金加工。金属の板を曲げたり伸ばしたり切り抜くなどして部品の形に仕上げていく。工程ごとに作業者が確認しながらレイレー形式でさ行を進めて精度の高い加工を維持している。1枚の板を成型することで継ぎ目をなくして空気を漏らさない構造を実現している。ファンの回転が不安定な場合、換気性能が低下したり稼働中の騒音にも繋がりかねないため、継続機でわずかなズレも測定、重りをつけることでバランスを取ってスムーズな回転を実現している。オイルスマッシャーの製造は自動化している。試作と改良を重ねて自動生産技術を開発している。
富士工業の始まりは創業者の近藤桂司が設立した日本マイカ工業所。当初はレコードの材料となるマイカ粉を製造していた。戦時中の物資不足をきっかけに金属加工業に転換、社名を「富士工業」に改める。その後、他社からの依頼で作った金属製のテレビ台が売上を伸ばし会社は大きく成長した。

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