米国の投資会社・ブラックストーングループ・スティーブンシュワルツマン会長兼CEOがインタビューに答えた。ブラックストーンの現在の運用資産は1兆ドル(150兆円超)で、米国の政界にも幅広い人脈を持つ。シュワルツマンは日本経済について「非常に良好。株式市場は記録的な水準にある。金利は他地域と比べ未だ低い水準だが、日本は海外からの注目度が極めて高い」、日本が投資家にとって人気の理由について「日本政府からポジティブな変化が見られる。30年前に比べ標準的なコーポレートガバナンスが見られるようになった。これらの要因と日本における巨額の蓄積が相まって世界に大きな期待をもたらしている」という。また高齢化が進む日本では資産運用の重要性が増しているという強調した。米国の経済については「景気のソフトランディングは可能」との見方を示した。