NY株式の値動きを伝えた。先週金曜日の雇用統計を受け、FRB(連邦準備制度理事会)による利下げ観測が一気に後退している。12月の雇用統計は、市場予想を大きく上回り、先週末の株式相場は、ダウが700ドル近く下げ、大統領選後の上昇が帳消しに。ディフェンシブ銘柄に買いが広がり相場を支えている。10年債利回り(米国10年国債)は約1年2カ月ぶりの水準まで上昇。ハイテク株中心のナスダック、中小型株で構成されるラッセル2000指数も下落。米国・トランプ次期大統領の就任まで1週間となり、政策をめぐる不確実性も加わって市場関係者は、長期金利の低下には時間がかかると指摘。為替の値動きを伝えた。