週刊少年チャンピオンに掲載された手塚治虫のブラックジャックの新作。この作品はあらすじをAIが作った。そのプロジェクトに参加したのは村井源さん。物語をシーンごとに分割し各シーンの出来事や登場人物のアクションを記号化しデータに落とすという手法を開発したという。時系列的にどのように物語が変化し、キャラの特徴、どこでアクションをするのかを統計的に抽出しよく出てくるパターンが主要な特徴となりそれを組み合わせていく。現在28名が研究室に在籍。坂上翠さんは推し活の研究をしている。研究の目的はどの属性なら推し活がされやすいか？と探っているというがマーケティングに活かせるという。
岡本結叶さんは魅力的な死に方をするキャラクターを研究し、大事な場面であり漫画の制作支援を考えているという。坂本珠凛さんが研究しているのは、物語の登場人物がもつ過去の経歴や過去の物語を分析しているが自分で作品を読んで回想シーンなど、主要なキャラの経歴が登場するたびにジャンル分けしている。物語を執筆しているが、こうした分析は面白い物語を作れるはずだと答えた。最後に大柳裕士さんは理想の教師の研究をしている。AIを活用したメンターがあれば人生が豊かになると感じたという。実際の悩みは取り扱いづらいので、理想の教師と言われる先生が出てくる漫画を使って出てくる生徒の悩みを解決歩法を分析しているという。対話型AIに対しどういうアドバイスをくれるかを答えてくれるチャットボットを作ったという。鈴木さんは入学時0知識でも大丈夫と答え、大学に入ってから学ぶことができると答えた。