皇后陛下から賜ったとされる嵯峨人形を鑑定。本人評価額は50万円で、鑑定額は130万だった。江戸時代中期ではなく、明治時代に作られたものだと考えられる。箱には昭憲皇太后から賜ったと記載されている。昭憲皇太后は人形愛好家と伝わっており、資料的な価値が高い。昭和十一年にうなゐ荘に渡ったと記載されているが、これは人形コレクター・遠藤武のことで、このコレクションは散逸しているため伝来が分かるという意味でも貴重だと解説した。
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