まずは、台北駅から地下鉄で約3分の雙連駅そばに並ぶ雙連朝市へ向かうことに。朝から惣菜や服の店が賑わいを見せていて、朝食・惣菜・野菜・肉・魚など幅広いアイテムが並んでいる。台湾式おにぎりの店は白米より栄養価の高い紫米が使われていて、干し大根・薄焼き卵・豚肉のふりかけ、揚げパンを乗せて俵型に握っていく。袋で包んだ付近で握ることで火傷しないようにしているのだという。赤飯に近い味なのだといい、揚げパンの主張が強いにもかかわらず美味しく仕上がっている。現地在住の日本人に話を伺うと、さつまいもの葉っぱは栄養豊富なのだという。青のりとピーナッツの粉をまぶした小麦粉の生地に野菜などと甘辛ソース・砂糖を合わせた台湾式春巻き「潤餅」は野菜がシャキシャキしていて、甘じょっぱい味わいを楽しめる。台湾でも寿司を売る屋台もみられたが、その奥には日本では見かけない果物が見られた。名前は「釈迦頭」といい、熱帯の味覚であるとともに凸凹を1房づつ剥がしていただいていて甘さが特徴。