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「野岩鉄道」 のテレビ露出情報

車掌さんがあのしゃべり方なのは騒音を避けるため。車内放送装置メーカーの山本さんが解説する。車掌のアナウンスには車内放送装置が使用されている。広く普及したのは約70年前で、1951年に発生した列車開催事故がきっかけとなった。当時は車内放送装置がなく安全に避難誘導ができなかった。そのため車掌からの声を確実に乗客に届ける車内放送装置の整備が必要になった。1960年代には多くの列車に車内放送装置が配備されていき、停車駅のアナウンスなどにも使用されるようになった。電車の走行中は騒音が発生するため普通の声でアナウンスしても騒音にかき消されてしまい乗客に聞こえづらい。そんな中鼻にかかった車掌のしゃべり方が生まれた。騒音に埋もれにくい高い音を生み出す鼻腔共鳴という技術で、いつ誰が始めたかはわからない。ただ鼻腔共鳴をしている鉄道会社は取材した52社中0社だった。現役の車掌に話を聞くと「お客様に伝わることを意識している」という声が聞かれた。

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