現職の死去にともない行われた衆議院長崎4区の補欠選挙は自民党新人の金子容三氏(40)が5万3915票を獲得。立憲民主党前職の末次精一氏との接戦を制し、初当選を果たした。投票率は42.19%で、おととしの衆院選比12.89ポイント下回った。参議院徳島高知選挙区の補欠選挙は野党が支援する無所属・元職広田一氏が自民党の新人との一騎打ちを制し当選した。今回の選挙は自民党所属だった前議員が不祥事で辞職し、実施されたもの。選挙戦で広田氏は衆参合わせて3期務めた実績をアピールし、「自民党が議席を独占する状況を打破する」と岸田政権の防衛費拡充などの政策を批判。幅広い層の支持を集めた。