ブランチBOOK大賞に選ばれたの「死んだ山田と教室」(金子玲介 著)のストーリーを詳しく紹介した。クラスの人気者だった山田が事故で亡くなり、彼の魂が教室のスピーカーにのりうつることから物語は始まる。山田とクラスメイトたちの不思議な交流を描く青春小説。金子玲介は、印象に残っている読者の感想について、「たくさん笑ってたくさん泣いて、こんな小説は呼んだことがない」という感想を挙げた。また、金子は、同作は最初の原稿から10回書き直してブラッシュアップしていったものであることなども話した。ラストシーンはブラッシュアップの過程で付け足されたものだという。金子はこれから読む人に注目してもらいたいところについて、「不思議なだけでは終わらない、人と人とのつながりや人生の肯定を描いた作品。そこを注目してもらえたら嬉しい」などと話した。