熊本城を視察した男性は石川県公園緑地課の斉藤真人さん。金沢城は地震の影響で5か所の石垣が崩落。現在も一部で通行止めとなっている。また、国の重要文化財に指定されている土蔵は外壁がはがれ、客に公開できずにいる。そこで2016年の熊本地震で大きな被害を受けた熊本城に、石垣の復旧方法などを視察しに来た。その中で、市から紹介されたのが「見せる復興」。震災後、復旧工事と観光を両立するためにおよそ17億円かけて設置した空中回廊で震災で崩れた石垣などを、通路の至る所から見ることができる。今後、復旧工事の様子も公開される予定。実は沖縄県の担当者も首里城の火災後、熊本城に視察に来ていた。「見せる復興」は被災地を救う切り札になるのか?
住所: 石川県金沢市丸の内1-1