岸田総理の解散戦略にも影響を与える可能性のある衆議院の3つの補欠選挙は明日、投開票が行われる。東京15区は公職選挙法違反事件で自民党を離党した柿沢未途前法務副大臣の辞職に伴うもので9人が立候補している。この選挙区では有権者の9%を超える4万707人が昨日までに昨日までに期日前投票を行っている。島根1区は細田前衆院議長の死去に伴うもので、自民党の新人と立憲民主党の元衆議院議員による唯一の与野党対決となっている。長崎3区は、派閥の裏金事件で自民党を離党した谷川弥一前衆院議員の辞職に伴うもので、立憲民主党の前職と日本維新の会の新人による野党一騎打ちの構図。今回の補欠選挙は総選挙の前哨戦と位置づけられ、結果は岸田総理の解散戦略に影響を与える可能性がある。