中東情勢の悪化により、農作物の高騰も懸念されている。LNGの生産、輸出拠点となっているカタール北部をイランが攻撃、燃料施設が被害を受けた。これにより天然ガスの生産能力が17パーセント停止、3年から5年供給に影響がでる。この中東情勢の悪化により、キャベツやコメなどの農作物全般の価格が上昇する可能性がある。農作物を育てる窒素肥料に天然ガスが関係しており、尿素は中東で生産、輸出しており肥料の原料の1つとなっている。実際にイランへの攻撃を開始してから約4割が上昇している。尿素は貿易量の3割位上、硫黄は5割以上がホルムズ海峡を通って輸出している。また、中東は天然ガスの一大生産地であり。カタールは世界6位、催事アラビアは8位を誇っている。日本は肥料の原料の多くを中東以外から輸入している。肥料の原料である尿素は大半はマレーシアから輸入している。しかし中東の肥料があがると日本がもともと輸入しているマレーシアの需要が高まり玉突きで価格が上昇する可能性がある。コメ農家の多田正吾さんによると、肥料代は4年前には年間800万円かかるところが、現在では1000万円かかっており、今後さらに肥料代が上昇するなら非常苦しいと話す。肥料の価格上昇分は小売り価格に反映できず、しわ寄せで苦しむ農家の増加も予想される。
