生産者と消費者がどちらも納得できる価格は実現できるのか。今年4月に食料システム法が施行され、コメの生産コストの指標が示された。それによると肥料などコメの生産に必要なものを含め、玄米5キロあたり1711円のコストがかかり、ここに輸送費などを上乗せして店頭に並ぶ。しかし今年は概算金の引き下げが相次ぎ、生産者にとって厳しい状況となっている。この概算金がコストを下回る状況について本間さんは「今年あるいは来年のコメの見通しから判断できるコメの市場価格がどうなんだっていうことを、正確な情報を下に形成する現物のコメ市場の構築が必要」などと話した一方、コメの輸出量が去年過去最高を更新したが外国産と比べると高価格であるなど課題も指摘されている。本間さんは「これはまさに生産コストをどこまで下げられるかということによると思うんです」などと話し、50ヘクタール以上の大規模な農家では、分散柵穂を解消すれば生産コストも下がり、国際市場で商売可能なコメ作りができるのではと話した。一方荒畑さんは、日本のコメは品質で勝負だという考えに対して「過信は禁物だと思います」などと話し面積当たり収量を上げる必要があるとつけ加えた。また、生産者と消費者の距離について本間さんは「どんな状態でコメが作られているのかということを学ぶ必要がある」などと話した。
