全国のスーパーのプライベート商品取り扱い状況を見ると、2019年の段階では67％だったが、去年の時点で80.5％となっている。イオンのトップバリュは、先月27日から28品目を最大23％値下げしていて、昨日からローストビーフなど順次40品目を値段据え置きのまま増量しているという。 イトーヨーカ堂は、セブン・ザ・プライスは拡大傾向にあり、149品目から180品目になっている。専門家によると、PB商品は大量発注が可能であることと、宣伝する必要が少ないことを価格に反映させることにより値段を下げることができるという。ただ価格以外で勝負しているところもあり、ウエルシアではPB商品として初めて冷凍食品2商品を今月から順次販売していくという。去年来店客にアンケートをとったところ、ドラッグストアで一番買いたいもので最も多かったのが冷凍食品だったという。そこで価格より品質にこだわり、ネーミングにも拘ったという。食品は毎日買うものなので、多くのドラッグストアで食品のPB商品を置いているという。こうして客を集め利益率の高い薬などで利益を上げる戦略をとっているという。