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「鋳物師屋遺跡」 のテレビ露出情報

岩手・滝沢市の津高雅朗さんはいわて将棋館の席主を務め、土曜日には将棋をそれぞれが楽しみむ様子も見られるが、津高さんのお宝は数千年前に作られたものなのだという。そのお宝は縄文土偶だといい、独特の姿をそれぞれが見せている。岩手県は全国的にも土偶の出土数が最多なのだが、ほとんどはレプリカではないかとも考えているのだという。
奇妙でありユーモラスな姿で知られる素焼きの人形・土偶。縄文時代は約1500年前から2500年前からの歴史をもつと言われ、竪穴式の住居でそれぞれが暮らしながら土偶の意味は未だに判然としていない。対する古墳時代の埴輪は副葬品であるものが判明しているが、土偶は住居跡・貝塚・墓石など様々な場所から出土し形状も千差万別であるためとなっている。最古の土偶は滋賀・相谷熊原遺跡の1万3000年ほど前に作られたとされるもので、3.1mのこちらは胴体のみとなっているものの膨らみから女性のものと見られる。長野・棚畑遺跡で発見された土偶は妊娠した女性がかたどられ曲線美が特徴であり、国宝「縄文のビーナス」として知られている。土偶は妊娠した女性のへそと正中線がかたどられたものも多く、母を神聖なる存在と崇敬し安産・子孫繁栄を願ったものとの説が有力視されている。割られた土偶の姿も見られ、破片を割ることで命の再生を願うことや、土偶を身代わりに壊すことで治癒を願ったと推定されている。長野・茅野市の仮面の女神は右足が外れた状態で発見されていた。時代を経ることで土偶のバリエーションも増えていったが、最も有名なのは東北地方で出土する遮光器土偶であり、名前はイヌイットのゴーグルに似た文様が顔にあることが名前の由来となった。1989年にはベルギーの展覧会で土偶が披露されるとピカソのようだと評されるなどして再評価されたことで、1995年には「縄文のビーナス」が国宝に指定されるなどし現在では5体の土偶が国宝となった。そして、今回の依頼品は遮光器土偶が6体、みみずく土偶3体、山形土偶が1体となっている。

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