やって来たのは北海道開拓の司令塔・赤れんが庁舎。建物の中から望む絶景を鑑賞した。歴代長官の執務室へ。北海道開拓は大きな壁にぶつかる。それは開拓の人材の確保。何もない寒冷地に好き好んで移り住もうという人材はそうそういるものではない。当初は人集めは難航を極めたという。そこで考えられた政策が屯田兵制度。開拓使の重要なテーマは戊辰戦争で敗れた士族に職を与える。計画的・組織的に開拓を進めるために屯田兵制度が作られた。実は屯田兵はただ開拓するだけでなく、開拓者に農地や住居を与えるというもの。こうすることでここで暮らし始める屯田兵たちは徐々に増え、開拓が進み、やがて大部分が原野だった札幌は街となっていった。札幌発展を支えた屯田兵。彼らが暮らした住居が今も残されていた。
