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「鍋島」 のテレビ露出情報

日本酒や焼酎などの伝統的酒造りがユネスコの無形文化遺産に登録された。日本各地で古くから受け継がれてきた独自の技術は世界でも高く評価されている。源流は弥生時代にさかのぼり歴史的、宗教的、社会的にもその存在を切り離すことはできない。日本文化の象徴でもある日本酒。今や世界のSAKEでもある。ニューヨークのど真ん中の酒蔵で製造されたりレストランでは当たり前に置かれるようになった。こうした日本酒を巡る流れは更に加速するかもしれない。日本酒がユネスコ無形文化遺産に登録されることが全会一致で決まった。正確に言えば日本酒や焼酎、泡盛などの米や麦などを蒸す、麹を作る、もろみを発酵させるといった日本の伝統的酒造り。手間暇かけた繊細な工程を経て杜氏や職人たちによって造られる日本酒。各地の風土に応じて自然や気候と深く結びつきながら技術が伝承されてきたことなどが評価された形。過去には能楽、歌舞伎、和紙などが登録され世界中に知れ渡るきっかけとなった。関係者にとっては待ち望んでいた瞬間。ただ、国内での日本酒を取り巻く環境は決して芳しいものではないのが現状。日本酒の国内の消費量をグラフにしたものを紹介(国税庁“酒のしおり”から)昭和、平成、令和とその量は減り続けている。今は調子が良かった時の半分にも届かない。かつて7000の酒蔵があったといわれているが現在稼働しているのは2021年時点で1164軒。そんな状況を今回の無形文化遺産への登録は打開するきっかけになるのか。伝統的な建物が多く立ち並んでいる佐賀・鹿島市。江戸時代から酒造りが行われている、酒蔵通り。鍋島は、日本酒人気が低迷していく中、逆にブランド力を鍛え国内外で販売数を増やしてきた。宿泊できる酒蔵を作り料理も提供しながら多角的に日本酒の魅力を発信している。4代目の飯盛日奈子さん25歳。今回の登録を若い世代が日本酒を飲むきっかけにしたいと考えている。富久千代酒造4代目・飯盛日奈子さんは「ユネスコに日本酒が登録されると考えてもいなかった。日本の若い子にたくさん飲んでもらいたい」とコメント。

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