北海道の長万部町と黒松内町にまたがる広大な山林地帯が、金山開発の調査で、海外企業から注目を集めている。この一帯は、かつて「静狩金山」があった地域で、明治時代に発見され、かつては「金湧く静狩」とも呼ばれたという。その後、1943年に閉山していたが、今年2月オーストラリアの企業の子会社が金などの鉱物の「試掘権」を獲得した。丸金旅館・角健代表は、高齢化や少子化などの影響で人口が減った町が再びにぎわうことを期待していると話す。一方で、環境への影響を懸念する声もでており、黒松内町で牧場を営む女性は、金の採掘によって農業に欠かせない水に影響が出るのではと心配している。企業側は、今年7月説明会を実施する。
住所: 北海道山越郡長万部町温泉町
URL: http://www.marukinryokan.jp/
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