来年春に卒業する大学生などを対象にした企業の採用活動は政府のルールではきょうから開始となる。都内の大手生命保険会社では採用面接が始まり、会社側も働く環境を改善したことなどをアピールしている。第一生命では内勤の従業員については本人の合意がない場合、転居を伴う転勤はさせないなど働く環境を改善していることをアピールしている。企業の採用活動は政府が毎年、大学関係者と協議して決めた上で、経済界にルールを順守するよう要請するという形をとっている。ただ、学生優位の売り手市場が続く中、優秀な人材をいち早く獲得しようと大学3年生の時期に内々定を出すなど早期化の動きが広がっていて、政府が要請するルールは形骸化も指摘されている。
