バズる動物園として有名な長崎バイオパークのカバ“モモ”と園長の絆の話を紹介。今から約30年前、本来水中で出産するはずのカバが陸上で出産。この時生まれたカバがモモだが、結果として陸上で母カバのお乳を飲むことが出来なかったモモは仮死状態に。この時、国内でのカバの人工保育は前例がなかったが、長崎バイオパークでは人工保育を決断。しかしこの時モモの母は子供が奪われたと感じて、母乳を絞らせてくれない。ここで長崎バイオパークではホルスタイン種の生乳を母乳代わりに。さらにモモは水を怖がってしまい泳げなかった。飼育員だった伊藤さんは一緒に泳いでモモを水に慣れさせた。その結果誕生から2年4ヶ月で母のもとに戻り、その後自身も出産を経験した。この時を振り返り、当時飼育員だった伊藤さん涙が止まらなかったと話した。