長嶋茂雄さんは1936年千葉県生まれ。立教大学時代には東京六大学リーグで1957年秋に通算8本塁打の新記録を作った。1958年に巨人軍に入団すると本塁打・打点の2冠を獲得して新人王となり王貞治さんらと共にV9に貢献した。5回のMVP獲得やプロ通算444本のホームランを記録するなど昭和のプロ野球を席巻、1974年の現役引退後は巨人軍の監督に就任しリーグ優勝5回、日本一を2回達成した。2004年、68歳の時に脳梗塞を発症するがリハビリを重ね日本野球界の発展に尽力、2013年には国民的スターとして松井秀喜さんとともに国民栄誉賞を受賞した。末延吉正は、あれだけ存在感のある日本人はいなかったと話した。球界からもお悔やみのコメントが寄せられており、阿部慎之助監督、原辰徳前監督らがコメントを発表している。