気象庁によると、冬型の気圧配置と強い寒気の影響で、関東甲信越では大気の状態が非常に不安定になり、山沿いを中心に雪が降っている。平地でも雪が降り、東京の都心と横浜市で初雪を観測した。東京の都心の初雪は平年より15日、昨シーズンより25日それぞれ早いという。このあとも山沿いを中心に雪が降る見込みで、あす朝までの24時間に降る雪の量はいずれも多い所で、新潟県で30センチ、長野県で25センチ、群馬県で12センチなどと予想されている。雪が積もっている地域では交通への影響などに注意が必要なほか、気象庁は落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうにも注意するよう呼びかけている。