男性が見せてくれたのは近隣住民からの手紙である。現場は小学校の通学路になっている交差点の側道である。4年ほど前からボランティアで清掃を行っていた田川さんが異変に気づいたのは3年前である。同じ場所でポイ捨て行為が繰り返されていた。市の許可を得て手作りの看板を設置した。手書きでポイ捨て日誌を作成した。毎朝、清掃をする際にたばこの吸殻があった日やその本数などを記録した。次第に同じ銘柄で長さに特徴があった。田川さんが同一人物だと設置した。ペットボトルにポイ捨てされたたばこを入れ不法投棄だとしたがポイ捨てはエスカレートした。諦めかけた田川さんは警察に相談しその思いの丈を伝えた。
住所: 福岡県北九州市門司区西海岸2-3-13