埼玉県警察本部交通部高速道路交通警察隊。関越道や圏央道など県内を走る高速道路の安全を守っている。午前11時すぎ、警察官はグレーの車に目を向けた。スピードが早いと計測を判断するが、グレーの車は真ん中の車線に進路変更。しかし、このとき警察官はスピード違反とは別の違反に気づく。グレーのの車はウィンカーを出さずに車線変更。さらにその後もウィンカー出している雰囲気はない。ウィンカーを出さない車線変更は周囲の車を事故に巻き込む恐れがある危険な違反行為。あとにつく覆面パトカー。再びグレーの車はウィンカーを出さずに車線変更。なぜグレーの車の運転手はウィンカーを出さなかったのか。なぜ止められたのかも分からずにグレーの車の運転手は逆ギレ。運転手は60代の男性だった。ウィンカーを出さなかったのは面倒くさかったからと話す男性。警察官の説明に一度は納得したようだが、今回の違反(合図不履行違反、1点減点、反則金6000円)を伝えると反論。男性はしぶしぶ交通反則告知書(青切符)にサインをした。