防御率0.38、4度の完封勝利の阪神・高橋遥人を紹介。高橋は48回2失点、被本塁打0。データを使った野球が主流のなか高橋は「データは、ほぼ見ない」「試合などを見返したときの画面表示でストレートはあまり打たれていないと最近気づいた」という。ストレート被打率(セ・リーグ):1位・高橋、2位・栗林良吏(広島)。高橋のストレートの平均球速は147.4km/h。150km超のピッチャーが多くいるなか、なぜ高橋は打たれないのか。元阪神・秋山拓巳(おととし現役引退)は「体重移動がすごく上手。リリースが前になりちょっと低くなるので吹き上がってくるように見える」と指摘。高橋は「低いところから出てきて浮き上がらないから他の人と違うのでは」と話す。高橋の球は回転数が少ないため球が沈んでいる、打者には低いリリースから球が浮き上がって見える。データでは分からない視覚と感覚のズレが生じている。高橋は今年でプロ9年目だが、約4年間は多くのケガで満足に投げることができなかった。その期間、データではなく自分で考える力を育てたという。高橋は「人をひきつけるようなピッチングがしたい」と話す。高橋は2021年~2024年まで毎年手術を受けていた。
