本多はマーラータンが総武線沿線に集中していると話す。総武線沿線は中国人が多く、中華料理店がたくさんあり、新宿への通勤もしやすいという。マーラータンは春雨のイメージが強いが、他にもとうもろこしやさつまいもで作られた麺、小麦麺や刀削麺等様々な種類の麺を楽しむことができる。本多がやってきたのは新小岩駅。新小岩は中国人が多く在住し、本格的な中華料理店や食材店が多い。今回紹介するのは「阿松 麻辣湯 炸串」。ここは中国でマーラータン店を営む旦那さんの母の味を引き継いでいるという。トッピングは55種類。特徴は9種類の特注麺だという。本多はお麩の原料にもなるグルテンを使った「老式面筋」を気に入っているという。スープはニンニク・ゴマだれ・黒酢ベースで、店独自の超濃厚系だという。牛脂と氷砂糖を入れコク深い味わいになっている。老式面筋について本多は「うどんよりもキュッキュッとした食感。表面がツルッとしているというよりかは、繊維がハッキリしていて、その間にスープが絡んで辛味が感じられる」などと話した。更にサイドメニューのゴマやスパイスで味付けした鶏のササミを自家製パイシートの衣で巻いたサクサクの串揚げ「金丝鳮柳」をスープに浸すとちょうどいい具材になるという。
住所: 東京都葛飾区新小岩1-28-8