第49回報知映画賞の表彰式が行われ、横浜流星さんが主演男優賞を受賞。映画「正体」の演技が評価され2年連続で主演男優賞を受賞。受賞をお祝いするためかけつけたのはプライベートで仲良しの阿部寛さん。吉岡里帆さんは助演女優賞を受賞。映画「正体」(松竹)は作品賞も受賞し3冠を達成。表彰式を終えた2人にインタビュー。横浜さんは「吉岡さんが沙耶香を生きてくれたおかげで自分は鏑木として救い・癒やしを感じられた。助けられていたので感謝しています」とコメント。吉岡さんは横浜流星さんについて「極限状態の役でも愛情深く演じている姿をみて流星くんが賞をとってくれたらうれしいなって思っていてそれが叶った日でもあった」などとのべた。流星さんはスケジュールの都合で最近まで映画を見られなかったとのことで「映画館でみる映画はいいなぁと思った」などと話した。主演女優賞は石原さとみさん。映画「ミッシング」(ワーナーブラザース映画)で失踪した子どもを持つ母親を演じ高い評価をうけた。私生活でも2歳の子どもをもつ母親である石原さんは、撮影について「自分の命よりも大切な存在がいなくなるって考えただけでぞっとする」「口内炎が3つずっとありました」などと役柄と自分自身を重ねてしまったなど、子どもへの思いを語った。さらに愛してやまないものを聞かれた石原さんは「家族ですかね」などと話した。