大会9日目。柔道競技の最後を締めくくる混合団体が行われた。パリ五輪。東京五輪から導入された柔道混合団体。男女それぞれ3階級ずつ計6階級で試合を行い、先に4勝したチームが勝利。日本の初戦はスペイン戦。先攻は個人戦で2回戦負けの阿部詩が登場。開始1分20秒で技ありを奪われるも大腰で技ありを奪い返す。そして残り1秒で合せ技一本。逆転勝利を決めた。3勝3敗で迎えた代表戦。女子70キロ級の高市未来に全てが委ねられると積極的に攻めた高市が華麗な小外刈りを決め接戦を制した。順調に勝ち進み決勝を迎えた日本。前回大会金メダルの地元フランスと激突した。