秋本さんが訪れたのは「別邸 仙寿庵」。出迎えてくれたのは若女将の久保真帆さん。玄関を抜けると谷川岳を望む絶景が広がる。ウェルカムフードとドリンクのおもてなしとしてこの日はアロエ餅と桑茶を頂いた。館内を散策させてもらうと中庭を囲む巨大な回廊となっており、壁は職人が仕上げた土壁と和のしつらえとなっていて和洋が入り交じる空間が広がる。1997年に開業した別邸 仙寿庵は本館として「旅館たにがわ」が構えており、旅館たにがわの別邸として建てられた。現在は海外からはルレ・エ・シャトーに所属していることから注目されており。そんな別邸 仙寿庵は5万坪の敷地に18部屋の客室がある。その中で「和室SP」と呼ばれる部屋は茶室もあり茶を点てることも出来るほか専用の日本庭園、岩盤浴が出来るなど紹介。
続いて中庭を散策。中には完全予約制のプライベートサウナがあり1日2組限定で利用することができる。水風呂も設置されているが谷川で冷ますことも可能。さらに読書ルームもあり朝7時から夜7時まで利用することが出来、飽きから春先にかけては薪で火がおこされており、薪の音、読書、コーヒーを楽しめる。本屋谷川岳や群馬の自然に関する本で、秋本さんは「私の山 谷川岳」を選んで薪の音といっしょに楽しんだ。
夕食は地産地消をメインに季節に合わせた料理が登場。この日は豊年椀と呼ばれる秋の実りを使ったお吸い物やギンヒカリなどを使ったお造りなどを楽しんだ。夕食の後はバーコーナーで大人の時間を楽しむことも出来る。