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「震災記録」 のテレビ露出情報

文京区にあった警察署が関東大震災の直後にまとめた報告書の中では「流言浮説」という現象が報告されていた。平常心を失った人々の間でデマが広まっていった。非常時にデマが広がるメカニズムを研究してきた東京大学の佐藤教授は「不安を抱えて緊張している状態の中で解釈が暴走していく」などと指摘した。ラジオがなかった時代、新聞は最大の情報源だったが東京の新聞社は地震と火災で新聞を発行できなくなっていた。人々は交番に駆け込んで流言の真偽を問い質したが警察も機能していなかった。政府は東京に戒厳令を出し、軍隊に治安維持を委ねた。確かな情報がない中流言を信じた人たちは異常な行動に駆られていく。神楽坂周辺で撮影された映像では、リヤカーなどで道を塞ぎ即席の検問所を作っている自警団の姿が見られた。朝鮮人が混乱に乗じて放火や井戸に毒を入れたという流言が広まっていた。9月3日には流言を信じた政府や警察までもが朝鮮人の取り締まり強化を通達。軍人や警官が罪なき人に手を下した例もあったと公式記録に残っている。司法省刑事局の調査によれば立件されただけでも殺害された人は231人、別の調査では数千人が犠牲となったという報告もある。司法省の調査では朝鮮人が流言にあるような犯罪にはしった事実は認め難いと否定された。

他にもこんな番組で紹介されています…

2023年9月7日放送 0:45 - 1:36 NHK総合
NHKスペシャル映像記録 関東大震災 帝都壊滅の三日間 後編
文京区にあった警察署が関東大震災の直後にまとめた報告書の中では「流言浮説」という現象が報告されていた。平常心を失った人々の間でデマが広まっていった。非常時にデマが広がるメカニズムを研究してきた東京大学の佐藤教授は「不安を抱えて緊張している状態の中で解釈が暴走していく」などと指摘した。ラジオがなかった時代、新聞は最大の情報源だったが東京の新聞社は地震と火災で新[…続きを読む]

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