去年12月に一部週刊誌で女性とのトラブルが報じられていた中居正広さんが、きょう公式ホームページなどで芸能活動の引退を発表。街の人は、ショック、雲隠れみたいな感じで芸能界を去るのはファンに対しても無責任などの意見があがった。公式HPのコメントでは、会社である「のんびりなかい」については残りの手続き、業務が終わり次第廃業するとしている。中居さんの所属事務所によると、今後会見を開く予定はないという。中居正広さんは1991年にアイドルグループ・SMAPのメンバーとしてデビュー。50枚以上のシングルを発表し、紅白歌合戦には通算23回出場するなど第一線で活躍してきた。2003年に発売した「世界に一つだけの花」は累積売り上げ314万枚の大ヒットとなった。グループ活動のほかにも俳優としても多くのドラマや映画に出演。さらに紅白歌合戦やバラエティー番組の司会を務めるなど、番組MCとしても活躍。テレビやラジオなど様々なレギュラー番組で司会を務める中、デビューから25周年を迎えた2016年、SMAPが解散を発表。グループ解散後も事務所に所属し個人で活動していたが、2020年に30年以上所属した事務所を退所。約2時間にわたる会見では独立を決断するまでの思いを語っていた。記者からSMAPの再結成の可能性について聞かれた中居さんは「ゼロではないし100％ないとは言えない」と話していたが、SMAPの再結成は実現することなく、きょう芸能界からの引退を発表。発端となったのは去年12月に一部週刊誌によって報じられた女性トラブルで、1月9日には公式HPにて事実であり双方の代理人を通じて示談が成立して解決していることも事実、真摯に向き合い対応してきた、今後の芸能活動は支障なく続けられるとコメントしていた。しかしその後テレビ番組の打ち切り、降板、中止、契約解除が相次ぎ全ての出演がなくなった。今日の公式HPでのコメントでは、あらゆる責任を果たしたとは思っていない、今後も様々な問題、調査に対して真摯に向き合い誠意を持って対応すると発表している。突然の芸能界引退に、SMAPとしてともに活動していた香取慎吾さん、草なぎ剛さん、稲垣吾郎さんの三人は、突然のことでまだ心の整理がついておらず言葉が見つかりませんとコメントしている。