昨日、表参道や原宿など東京都心でトラクター30台によるデモ行進が繰り広げられた。令和の百姓一揆として参加したコメ農家らが惨状を訴えた。デモに参加したのは約4500人で、訴えていたのはコメや野菜の価格の高騰が続く中でも、農家の収入は増えていないという実情。2021年の2022年の農業収入の平均から割り出した時給は10円。2023年には改善されたが、それでも時給100円にも満たない額。さらに農家が減少すればコメなどの生産量が減少する。20歳から46年間、コメや野菜を作り続けてきた伊藤政志さんは愛知県から駆け付けた。ここ数年は貯金を切り崩した生活している。原因の1つは肥料の高騰で、以前に比べ3倍に膨れ上がった。現在60代の伊藤さんは以前より働く時間が増えたという。
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