渡辺篤史が神奈川県葉山町の村松邸を訪れた。外観は木の南京下見張り。風が抜ける“内路地”が南北をつなぎ、腰掛けることが出来るようベンチみたいになっていた。二面で接道する“くの字形”の敷地で駐車スペースは広々4台。日当たりが良いウッドデッキもある。庭にはデコポンと青島みかんが植えてあった。渡辺がみかんを試食させてもらった。中へ入ってすぐは畳が印象的な多目的ルーム。窓が大きく、庭の一部のような座敷になっていた。孫たちもお気に入りだという。2階はダイニングキッチンと床が90cm高くなったリビング。ご主人が好きなスウェーデンのライフスタイルブランドinnovator を取り入れたつくりになっている。照明はポール・ヘニングセン。キッチンは独立性を持たせたコの字型。コンロはガス3口。窓があって明るかった。音楽を聞きながら料理できるようスピーカーが設置してあった。リビングの椅子はご主人が以前から愛用しているニーチェアX。造作ソファはこれに色を合わせた。