石川県内では仮設住宅の建設が既に始まっているが、整備には時間がかかっている。こちらの駐車場には仮設住宅として使えるトレーラーハウスが並んでいる。これは志賀町からの依頼を受け、日本トレーラーハウス協会が提供し、昨夜長野県から10棟を乗せたトレーラーが出発。未明に志賀町に到着し、朝から設置作業が行われた。広さは1LDK。浴室・トイレ・キッチンなどが備え付けられている。トレーラーハウスは2018年に発生した北海道胆振東部地震でも活躍。志賀町は最大震度7を観測したが、きのう気象庁は輪島市でも震度7観測と発表。気象庁は発生時に発表されなかった理由について「震度を伝える情報が途絶え情報の収集に時間がかかった」と発表。厳しい寒さが続く志賀町の避難所には現在も約1000人が身を寄せ合っている。この場所には来週10台のトレーラーハウスが届く予定で被災者の生活環境の改善に期待が寄せられている。