道路を管理する県によるとことし7月の豪雨の影響による土砂崩れと道路の崩落などの被害で国道344号は数十か所で応急復旧工事が進められていて、真室川町差首鍋から酒田市観音寺までの約23kmの区間が全面通行止めとなっていた。このうち酒田市観音寺−北青沢間の通行止めが解除され、一部区間で片側交互通行に切り替えて通行可能となった。残り約12kmの区間につては土砂崩れと道路の崩落が両方確認された酒田市と真室川町の境目にある青沢トンネル付近の復旧が課題となっていて、来月下旬の開通を目指している。県道路保全課は「国道344号は通勤で利用する人もいるなど大事な幹線道路で、着実に工事を進めていきたい」とコメントしている。