どんな時に山で遭難するのか。一番多いのは道に迷うケース。迷いやすい山は低い山。地形が複雑で起伏が少ないことや登山道が整備されていないことが理由だという。道に迷ったと思ったら突き進まずに分かる場所まで戻る。戻れない時は電話で救助要請。むやみに歩かず、体力の消耗を防ぐことが大事。事前にコースと所要時間を確認し、登山スキルに合わせて登山計画をつくる。冬は日没の1~2時間前を目安に余裕を持って下山する。東京都山岳連盟は今年、トレイルマップを作成。地図にどこでどんな遭難があったか、軽症・重症・死亡などの情報を記載している。登山の服装は重ね着が基本。ヘッドライト、携帯電話のバッテリー、水分、非常食、健康保険証を必ず準備する。