北海道・黒松内町から長万部町にまたがる約14平方kmでオーストラリア企業の日本法人が試掘権を取得した。長万部町の静狩地区には静狩金山があり金の産出量は全国9位だったが1962年に採算が合わなくなり閉山した。7月の19日には住民説明会が開かれた。そこでは「海外にとって日本は昔からのジパング。ここは昔の採石場があり、この場所に金があるかないかを探りたい」という説明があったとのこと。しかし、不安の声も上がっている。オーストラリアの企業の会長は「黒松内は緑に対して非常に高い意識を持たれている。どうやったら受け入れてもらえるのか探っていきたいと思っています」とコメントしている。黒松内町の町長は「自然環境とかの影響は本当にないのか一番の我々の関心事。どちらかというと不安感のほうが強い」とコメントしている。一方・長万部町の町長は「静狩地区は一番鉱工業として栄えた町。再来の夢がもう一度起きるのかなっていう希望もある。ロマンだよね」と話す。