PBIは、NHKをはじめイギリスのBBCや韓国のKBSなど世界の公共放送の代表らが意見を交わす会議で、今年は韓国の首都ソウルで今日から始まった。この中で、NHKの井上会長は「災害時だけでなく、ふだんから困難を克服しようとする人々に寄り添い、そうした人々を支える情報・コンテンツを送り続けることが公共メディアの使命だ」と指摘した。その上で、AIをはじめとした急速な技術革新によってメディア状況や視聴環境が変化していることに触れ、「世界の公共メディアは多くの共通の課題に直面し、存在意義が問われている。公共メディアがなくてはならない存在であり続けるためには、これまでの放送の枠組みにとらわれない、大胆な発想の転換が必要だ」と述べて改革に向けた意欲を示した。会議は明日まで開かれ、将来の公共メディアのあり方に加え、各国の多様な文化を守り世界に発信していく取り組みなどについても世界の公共放送のトップや各分野の専門家が意見を交わす。
