韓国軍の合同参謀本部は北朝鮮が今朝から、ごみなどをぶら下げた風船を韓国に向けて飛ばしていることが確認されたと発表した。風船を飛ばしたのは今月4日から5日連続となり、少なくとも合わせて1100を超える風船を飛ばしたと見られ、韓国国内で約400個の落下物が確認された。ごみは紙やペットボトルなどで危険性はないという。北朝鮮は韓国の民間団体が北朝鮮を非難するビラを飛ばすことへの対抗措置として、今年5月以降、ごみなどをぶら下げた風船を韓国に向けて飛ばしてきたが、先月上旬からは1か月近く途絶えていた。韓国の通信社・連合ニュースは韓国統一省の当局者の話として、最近も韓国の民間団体が北朝鮮に向けたビラを非公開で飛ばしているようだと報じていて、これに対する対抗措置の可能性もある。韓国軍が警戒を続けると共に市民に対して注意を呼びかけている。