先月、韓国とつながる道路と鉄道を爆破した北朝鮮。韓国軍合同参謀本部は、現場付近を撮影した新たな写真をきょう公開し、全長120メートルを超える溝が掘られていることや、コンクリートの壁や盛り土が確認されたと明らかにした。別の写真では、北朝鮮の国旗が盛り土の上に掲げられているのが確認できる。韓国軍の関係者は、韓国側から戦車が入ってくるのを防ぐためだとの見方を示したうえで、軍事的な効果はないとしている。その上で、南北の遮断措置が完了したと見せつけるためではないかと指摘していて、北朝鮮に対する警戒と監視を続けていくことにしている。