次に向かったのは荒川区のレストラン ザクロ。ここは中東料理専門店で、本場さながらの食事スタイルで楽しめる。味わえるのはキョフタセットやこんがりと焼き上げたケバブシングルセットなど。このお店にもやりすぎサービスの名物店主が。店主はイラン出身のサダットレザイ・モハマッドアリさん。店内ではとにかくお客さんに話しかけまくり。茨城から初めて来た家族にはウズベキスタンの民族衣装を着せ、写真撮影をしていた。また、このお店1番人気のメニュー「食べきれないコース」では、ストップというまで料理が運ばれてくるわんこそばスタイルで提供される。お店は26年前にオープン。開業から1年半は赤字続きで、お客さんにも「閉店するかも」と話していたという。するとお客さんたちはお店を守ろうと友達を呼んでパーティーを開いたりしてくれたそうで、「日本人たちに超守られた。その恩返しでここに来る人は楽しくさせないといけない」などと店主は話していた。フレンドリーな接客はお客さんへの感謝の気持ちの表れなのだ。店内の装飾なども1人で行い1日中働き詰めの店主は、妻曰く休みの日は疲れ切っているという。またお店では週2回ベリーダンスショーも開催している。お客さんは「すごく楽しい」と話していた。お客さんが退店するときには、店主は謝罪や感謝の言葉を丁寧にかけていた。