レシピサイトを運営する会社の食中毒に関するアンケートでは、カレーの常温保存や鶏肉の加熱不足に関する内容が特に多かったという。一晩寝かせたカレーを食べておなかが痛くなった、鶏肉の中まで火が通っていなかったなどの事例があった。食中毒の原因となるウイルスは11月~3月の冬場に多く、細菌は6月~8月の夏場に多くなっている。細菌はO157、カンピロバクター、ウエルシュ菌などがある。先月下旬から今月にかけてこの3つの細菌が原因になった事例があった。まずO157では、愛知県名古屋市のコストコで調理・販売された商品を食べた客5人が食中毒の症状を訴え、10歳以下の男の子が重症となっている。カンピロバクターでは、先月31日に京都市の鳥貴族山科店で焼き鳥などを食べた6人が食中毒の症状を発症した。ウエルシュ菌では、今月11日に新潟県長岡市の高校の食堂で食事をした高校生50人が下痢や腹痛などの症状を訴えた。食中毒にならないための対策として、包丁・まな板使用時は肉汁が他の食べ物に触れないように生野菜を先、生肉を後にして調理する。鶏肉を洗ってしまうとその水が周りにはねてしまい食中毒菌で汚染される可能性があるため洗わない。煮込み料理は常温のまま長時間放置せず、出来るだけその日に食べきるようにする。日頃から意識している食中毒対策をアンケートで聞いたところ、買い物から帰宅後は冷蔵・冷凍品を真っ先に庫内にしまう、解凍を室温ではなく冷蔵庫・レンジで行う、冷蔵庫の詰め込みを7割程度に押さえているという人もいた。
